新しく立ち上げるブランド「OKU」の全アイテムの器のデザイン行った(磁器及び漆器、すべて型物)。 デザインを行うにあたり、日本の食文化の歴史を思慮しつつ、現代の食卓に合うシンプルなデザインに独自の機能や使い勝手をもった器を目指した。 和を感じさせながらも特に様式は既定せず、どのような料理にも使えるたたずまいである。また、多様な盛り方や見立てが行えるように、器自体は主張しすぎないように留意している。料理を盛ってはじめて完成するような、料理を盛りたくなるような、想像力を喚起させる器を目指している。
φ105/H75│磁器
*側面の溝部分のみ無釉の器で、手に馴染む形状と質感