保育園のサイン計画である。大人の目線と子供の目線、2つの視点を考慮した縦長のプロポーションのサインとなっている。ひとつのサインの中で上部と下部に重複した情報を配置し、基本的に上部は大人へ、下部は子供へ向けた表記としている。
指し示す場の性質によりサインは色分けされ、見る者(大人や子供、職員たち)にとっての情報の重要度により文字やピクトグラムの最適な配置とサイズが決められている。このことにより、各々にとっての視認性の高さを確保し、また大人と子供との差異が顕在化されたサインは自然と親子のコミュニケーションを誘発していくだろう。
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